IVY Marketsというサイトで詐欺に遭ったという報告が最近相次いでいます。
結論としては以下の通り、IVY Marketsは詐欺サイトの可能性が高く、利用はおすすめできません。
- 公式サイトで利用規約やプライバシーポリシーが確認できない
- ライセンス画像はあるものの、WikiFXではノンライセンスとの判断
- ドメイン情報が隠されていて不自然な状況になっている
- 実際に「出金できない」というトラブルが発生している
この記事では、投資詐欺の調査を専門に扱う調査会社「株式会社セキュアテクノロジー」の編集部が、IVY Marketsの実態について調査しました。

IVY Marketsに入金してしまった場合はどうしたら良いですか…?
IVY Marketsを始めとする投資詐欺の被害に遭った場合は、実態調査をすればお金が戻ってくる可能性が高まります。
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【結論】IVY Marketsは詐欺の可能性が高い
IVY Marketsが詐欺かどうか、当サイトで複数の項目にわたって検証した結果は以下の通りです。
IVY Marketsは詐欺かどうかの検証まとめ | |
---|---|
基本情報 | 公式サイトに利用規約の記載がない |
ライセンス | WikiFXでは「ノンライセンス」との評価 |
ドメイン情報 | whois情報は完全匿名、ドメインの登録国と拠点が一致しない |
口コミ・評判 | 出金できない、アカウントを削除されるとの被害多数 |
検証の結果から、IVY Marketsは詐欺の可能性が極めて高いと判断できます。
以下、それぞれの検証項目について詳しく解説していきます。
なお、既にIVY Marketsに入金してしまい詐欺被害に遭ってしまった場合は、なるべく早く対処をすることが重要です。
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IVY Marketsはコモロ連合に拠点を持つライセンス無しの取引所


IVY Marketsの概要
IVY Marketsの概要を表でまとめると、以下の通りです。
IVY Marketsの概要 | |
---|---|
名称 | IVY Markets |
URL | https://ivy-markets.com/ |
運営会社 | IVY Markets Limited |
会社登録国・地域 | コモロ連合 |
所在地 | ヴォノヴォ道路 – モヘリ島フォンボニ – コモロ連合 |
代表者名 | 不明 |
メールアドレス | 不明 |
電話番号 | +66265944008 |
ライセンス | 不明 |
IVY Marketsの公式サイトを確認していく中で、当取引所がコモロ連合に拠点を置いていることがわかりました。
コモロ連合というと、現在このコモロ連合を所在地としている詐欺事件が多発していることで、コモロ連合名誉領事館からも注意喚起が行われている状況です。
上記を踏まえて、公式サイトの調査を行っていきましょう。
所在地について調べる
フォンボニは、コモロ連合を構成する3つの主要な島のひとつ、モヘリ島の首都であり、最大の都市です。
政治や行政の中心であり、多くのビジネスが集結しているエリアでもあります。
「ヴォノヴォ道路」というエリアについては地図で検索してもHITしませんでしたが、フォンボニの経済活動の中心地であり、多くの企業やサービスが集まる重要な通りであることがわかりました。


ライセンスの画像は複数掲載あり
詳細は不明ですが、おそらくライセンスであろう書類のキャプチャは複数存在しています。
調査を進めると、IVY Marketsはモヘリ国際サービス機関の認可は受けているものの、米国の全国先物協会への登録状況については公式データベースに記載がなく、規制の正当性に関して懸念があるという結果でした。


ほかにも、過去に調査した架空の取引所では他社のライセンス画像を流用していたケースもあったため、画像だけで判断することは危険です。
電話番号はタイ・バンコク周辺の発信番号
国際電話では、それぞれの国に国番号が割り振られています。
例えば日本は+81、アメリカは+1、イギリスは+44といった数字が電話番号の冒頭につきます。
コモロ連合の国番号は+269ですが、今回記載されているものは+66。
この+66はタイの番号であることがわかりました。
電話番号 +66 2659 44008 は、IVY Markets Limitedであることに相違はないようですが、その所在地はタイ、ノンタブリー県、タラートクワン地区、ティワノン通りとなっています。
タイの企業がアフリカを本社登録地として、その地域のライセンスを取得しているのは違和感がありますね。
よくある質問はエラー
取引方法や出金方法についての記載がないか、よくある質問のページを確認しましたが、本ページはエラーとなっており閲覧できない状況でした。


利用規約やプライバシーポリシーが一切掲載されていない
公式サイト下部から利用規約やプライバシーポリシーを確認しましたが、そもそも該当のページがありませんでした。
本来であれば利用規約、プライバシーポリシー、リスクポリシーのような約款があるはずですが…。
今回に限らず、詳しい規約を確認せずに取引所の利用をするということは、非常に危険な行為です。
「なくても大丈夫」というものではありませんので、約款が揃っていないという状況は要注意です。
IVY Marketsのライセンス情報には疑わしさあり
仮想通貨やFXのサイトを選ぶ際には、運営会社がライセンスを取得しているかどうかが重要です。
IVY Marketsのライセンスに関して調べてみたところ、以下の通り怪しい点があることが分かりました。
- IVY Marketsは金融庁のライセンスを取得していない
- IVY Marketsは正式なライセンス所持情報がない
- WikiFXではIVY Marketsをノンライセンスと判断している
IVY Marketsは金融庁のライセンスを取得していない
金融庁が発表している「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」のページに、IVY Marketsの記載はありませんでした。
つまりIVY Marketsは日本国内において金融庁のライセンスを取得していません。
ただし、金融庁の規制は非常に厳しく、金融庁のライセンスを取得していない全ての業者が悪質であるわけではありません。
そのため、海外のライセンスを保有しているかどうかなど、総合的に判断する必要があります。
IVY Marketsは正式なライセンス所持情報がない
公式サイトではコモロ連合のライセンスを所持していることがわかりましたが、本社のあるタイにおけるライセンスを所持している情報はなく、米国の全国先物協会への登録状況についてもデータベースに履歴がありませんでした。
WikiFXではIVY Marketsをノンライセンスと判断している
FX会社の安全性やレビューに関する情報を提供するサイト「WikiFX」において、IVY Marketsはノンライセンスと判断されている状況でした。


スコアは1.79と低く、Wiki FX内のコメントでは「入金したが引き出せない」との書き込みが多数確認できました。
具体的な口コミは下部の口コミチェックで詳細を紹介していきます。
IVY Marketsのドメイン情報から詐欺サイトの可能性を検証
IVY Marketsのドメインの情報を調査し、詐欺サイトかどうかを検証してみます。



IVY Marketsのドメインに紐づく情報から、危険度を推測することができます。
IVY Marketsのドメインのwhois情報などを調査した結果は以下の通りです。
IVY Marketsのドメイン情報まとめ | |
---|---|
ドメイン文字列 | ivy-marketivy-markets.com |
ドメイン登録日 | 2023年12月28日 |
レジストラ | GoDaddy.com |
登録国 | アメリカ(AZ州テンペ) |
登録者情報 | Domains By Proxy LLC(登録者は非公開) |
ivy-markets.comのwhois情報(参考)
登録者の連絡先情報:
名前:登録 非公開
組織:ドメインズ・バイ・プロキシ LLC
住所1:ドメインByProxy.com
住所2:100 S.ミルアベニュー、スイート1600
市:テンペ
州/県:アリゾナ
郵便番号:85281
国:私たち
電話:+1.4806242599
ファックス:
メールアドレス:https://www.godaddy.com/whois/results.aspx?domain=ivy-markets.com でドメイン所有者への連絡リンクを選択します。
住所:DomainsByProxy.com、100 S. Mill Ave、Suite 1600、テンピ、アリゾナ州、85281、米国
技術連絡先情報:
名前:
登録 非公開
組織:ドメインズ・バイ・プロキシ LLC
これらの情報から分かることは以下の通りです。
- ivy-markets.comは2023年から利用されている比較的新しいドメイン
- 「Domains By Proxy LLC」によって、名前・組織・住所・電話番号すべてが非公開となっている。
- タイの企業、アフリカに拠点を置いているにもかかわらずドメイン登録所在地がアリゾナ州テンペ
このサイトは、ドメインの登録者情報が「Domains By Proxy LLC」によって完全に匿名化されており、運営者の氏名や企業名、住所、連絡先などが一切公開されていません。
所在地として表示されているアメリカ・アリゾナ州テンペの住所は、あくまで匿名化サービス提供会社のものに過ぎず、実際の運営者がその地に存在する保証はありません。
金融サービスを提供する正規の企業であれば、通常は企業名義で登録を行い、問い合わせ可能な連絡先や所在地を明示します。
それらを一切公開せずに匿名で運営されている時点で、利用者に対して信頼性を担保する姿勢が全く見られず、極めて不自然です。
特に、仮想通貨やFX投資を装った詐欺サイトでは、こうした匿名化サービスの利用が頻繁に確認されています。
このような特徴を持つサイトは、詐欺の可能性が非常に高く、決して利用すべきではありません。
IVY Marketsの口コミ・評判では「出金できない、アカウントをブロックされる」との声あり
IVY Marketsの口コミ情報や評判について調べたところ、以下のような声が挙がっていました。
- 出金しようとしたらアカウントが停止された
- 引き出しをしようとすると処理中となり、口座の内容が抹消される
- 出金申請を無視される
様々な媒体で投稿されていたIVY Marketsに関する口コミ・評判をご紹介します。
IVY MarketsのXでの口コミ
Xでは、IVY Marketsに関する有益なポストは見つかりませんでした。
IVY MarketsのYahoo!知恵袋での口コミ
Yahoo!知恵袋では、IVY Marketsに関する投稿は確認できませんでした。
IVY Marketsの掲示板などでの口コミ
IVY Marketsに関して、掲示板では以下のような口コミがありました。
詐欺被害の口コミサイト
詐欺被害の口コミサイトでは、IVY Marketsについて以下の書き込みがありました。
FX投資詐欺IVY Markets
返金・出金できない
詐欺相談なび
【警告】架空の取引所「IVY Markets」にご注意ください
詐欺相談なび
オンライン取引の普及に伴い、詐欺的なプラットフォームも増えています。中でも「IVY Markets」という架空の取引所が注目を集めています。
詐欺被害ジャパン
「IVY Markets」のような詐欺的な取引所に注意を払い、冷静な判断で自分の資産を守りましょう。投資は常にリスクが伴いますが、適切な情報を集めることで、安全に進めることができます。
詐欺被害ジャパン
IVY Marketsは、出金不可・サポート音信不通・追加送金要求といった詐欺の典型的な特徴を持つ架空のFX取引所です。
最初は利益が出ているように見せかけて信用させ、出金時に手数料や税金を理由に資金を奪おうとします。
返金や出金ができないという被害報告が相次いでおり、非常に危険なサイトです。
WikiFXでの口コミ
WikiFX内の掲示板では以下のような口コミがありました。
200円を試しに入金しましたが、引き出せません。取引所は存在しないのにお金が戻ってきません。管理者は再度入金して、お金を戻すように言っていますが、入金してもアカウントには何も表示されません。管理者はすぐにアカウントをブロックしました。
WikiFX
私は現時点で$20285を引き出すことができます。しかし、出金依頼をしてから15日が経過しましたが、取引所は私に引き出しを許可せず、取引所のウェブサイトへのアクセスをブロックしました。
WikiFX
IVY Maket会社に送信 IVY Maket取引所とIB取引所は、私の出金注文をブロックし、出金のサポートを欺いてログインし、私のアカウントを盗み、その後アカウントを燃やし、通信をブロックし、取引アカウントのパスワードを変更しました。
2024年6月以来、私は苦情を申し立てていますが、今のところ取引所からの返答はありません。
WikiFX
2024年12月30日、私は1062.36ドルの引き出し注文を行い、取引所は処理中であると報告しました。毎日、アカウントを確認すると、まだ処理中であることがわかりました。2025年1月3日、再度確認したところ、アカウントにはわずか12.93ドルしか残っていませんでした。
WikiFX
プラットフォームは勝手に注文を実行し、アカウントの損失を引き起こし、サポートは支援を提供しません。重大な詐欺であり、返金を要求します。
WikiFX
取引所からの詐欺。アカウントがロックされ、お金を引き出すことができません。1000USDを入金し、1400USDを稼ぎましたが、引き出すことは許されていません。
WikiFX
私は10月に3000ドルを騙し取られました。 今朝、仕事から帰宅してアプリを開いて分析しました。その後、0.20の買い注文を5つ入れましたが、利益を得るために待っている間に市場が上昇しました。その後、突然アカウントを制御できないことに気づきました。その後、私は一人の男性に対応してもらい、取引所のサポートと協力してもらいましたが、代わりに取引所のお金を要求されましたが、私は知らなかったし、真実を話しました。サポートはアカウントを再度有効にするために追加で1500ドルを入金する必要があると言いましたが、2つのアカウントで入金したところ、1つのアカウントは900ドル、もう1つのアカウントは600ドルを入金し、写真を送りましたが、2つの銀行口座で入金することはできないと言われました。システムが処理できないとクレームをしましたが、再びサポートからの沈黙を受けました。その結果、私は3000ドル以上のお金を失いました。
WikiFX
私はアカウントに70ドルを入金し、146ドルの利益が出た時、プラットフォームは私にお金を引き出すことを許可せず、私のアカウント全体を無効にしました。私は何度もメッセージとメールを送り、お金の返金を要求しましたが、一切の返答を受けていません。
WikiFX
IVY Marketsに関する報告では、入金後に出金不可・アカウント凍結・サポート無視・再入金の強要など、詐欺取引所の典型的な被害パターンが多数確認されています。少
額入金でも資金は戻らず、出金を申請すると「追加入金が必要」と言われ、入金後にアカウントをブロックされるケースが頻発。
このような手口は明確な詐欺行為です。 被害を最小限に抑えるため、すでに関わった方はこれ以上入金せず、早急に専門家へ相談してください。
IVY Marketsの詐欺被害に遭った場合は調査会社に依頼を
実際にIVY Marketsの被害で悩んでいる場合、相談先としては弁護士・法律事務所や警察などが思い浮かぶかもしれません。
ですが、本当にお金を取り戻すためには、まずは「詐欺被害に強い専門の調査会社」に調査を依頼するのが有効です。
弁護士に相談しても、詐欺師の氏名や住所が不明だと対応できない
詐欺被害の相談先として、弁護士や法律事務所を思い浮かべる方も多いでしょう。
実際、詐欺を企てた相手の素性が明らかな場合には、弁護士に依頼して法的処置を取ることで解決できることもあります。
ですが、IVY Marketsのような仮想通貨詐欺・FX詐欺の場合、そもそも相手の名前・会社名・住所などが分からない場合がほとんどです。
そのため、弁護士に依頼しても法的処置を取るべき相手が分からず、結局は調査会社に追跡調査を依頼する必要が生じてしまいます。
警察に相談しても、詐欺の証拠が不十分と言われてしまう
警察に相談した場合も、詐欺の証拠が不十分だと被害届を受理してもらえず、解決に繋がらないことが多いのが現実です。
また、民事不介入の原則があるため、警察は詐欺でだまし取られた被害金の返金まではサポートしてくれません。
詐欺被害専門の調査会社ならIVY Marketsの「被害証明書類」を作成できる
警察や弁護士に動いてもらうためは、詐欺被害の内容を明らかにした「被害証明書類」の作成が必要です。
そこで頼りになるのが、詐欺被害に特化した専門の調査会社です。
特に、当サイトを運営する株式会社セキュアテクノロジーでは、業界トップレベルの技術を駆使した調査が可能です。
調査依頼をいただければ、IVY Marketsに関して弊社独自の専門的な調査を行い、返金の実現をサポートいたします。
無料で一次調査が可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
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【なぜ当社では高度な調査が可能なのか】
当社が保有するトラッキングシステムで、仮想通貨の移送先を追跡します。仮想通貨が複数に分散されている場合でも、一番金額の大きい移送先を調査して在処を特定します。仮想通貨サイトや企業情報の調査とともに、当社の過去の調査事例と照らし合わせて詐欺業者の身元を特定することも可能です。
当社には投資詐欺の手口に詳しい専門スタッフ、サイバーセキュリティに精通した解析スタッフ、国内および海外の仮想通貨の取引所にも詳しいスタッフが常駐しております。